2018年1月28日日曜日

【DAICO】イーサリウム創始者の新たなICO





 ICO情報です。イーサリウムの共同創始者の一人。
Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン氏)が提案した「DAICO」についてまとめてみました。2月7日からトークンセール開始で、事前登録を受け付け中です。

※ヴィタリック・ブテリン氏Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Vitalik_Buterin


ICO「DAICO」基本情報
・ICO期間
→2月7日~3月1日
・価格
→1ABYSS=0.0002ETH
(約24円)
・最小参加価格
→0.01ETH(約1,200円)
(最大10ETH)



DAICOのかんたんまとめ


DAICO
・ICOにDAOの要素を取り入れる。
・ICOを投資家が監視する仕組みを導入。
・詐欺(SCAM)ICOを排除。


順番に紹介していきます。


ICOにDAOの要素を!




 ICO!?DAO!?アルファベットが並んでいます。
ICOとは、企業やプロジェクトが、独自の仮想通貨(トークン)を発行し資金を集めるという資金調達方法をいいます。(株式でいうIPOと同じです。)
また、DAOとは、Decentralized Autonomous Organizarion:分散自立組織と訳され、
ICOを非中央集権的に管理しようという方法です。
DAOの特性として

DAO
・民主主義的な群衆の知恵を活用。
・単一の組織に依存しない。



という思想の元、フラットな組織でみんなが自発的に動く組織のことを指します。

DAICOでは、DAOの要素を取り入れることによってICOが抱える以下の問題を解消することを目標としています。

問題点
・ICOによる資金調達後、権限が集中。
・中央集権的になり、資金用途が不透明。
・詐欺の可能性を払しょく出来ない。



ICOを投資家が監視する仕組みを導入!

 これらの問題点に対し、投資家自身がDAOでいうフラットな組織の一つとなることで、ICOを監視する仕組みを導入しています。
具体的には以下のような仕組みです。

DAICOの仕組み
①DAICOは、投資家からイーサリウムを調達(通常のICO)、DAICOから投資家にトークンを交換として渡す。(この時点で、ICO元に資金は流れない。)
②トークンを持っている人には、「TAP」と呼ばれる決議権を付与する。
③この「TAP」によりICOプロジェクトの進捗状況や取り組みに関する決議に投票が可能。
④可決投票されれば「TAP」に従った金額を、企業は引き出すことが出来る。



この仕組みによって投資家自身が、監視役となることができます。

詐欺(SCAM)ICOを排除!


 DAICOは、トークン保持者による投票により、国会のように民主主義的に資金調達をコントロールできます。ICOが詐欺的であると、判断した場合はICOプロジェクトを閉鎖することもできます。

例えば

・ICO終了後、進行が全く見られないもの。
→詐欺か、トラブルかの判断。
・ハードキャップを大幅に超えた資金が調達されてしまった場合。
→チームへの過剰資金に対する無用の疑いを排除(横領等)。



上記の疑念に対しての画期的な手法として投資家がコントロール、又はプロジェクトを閉鎖できるわけです。
閉鎖後は、投資家はDAICOを通じ一定量の投資資金を回収することができます。

また、大量のトークンホルダーが存在した場合。仮に総トークンの8割を占有する者が居たとしたら。

51%攻撃(信任投票の過半数が悪意あるユーザーだった場合)が発生し、不正に「TAP」の量が引き上げられることが考えられますが、ICO元が「TAP」を自ら引き下げる仕組みがあり攻撃を回避することができます。


法規制の代替?


 現状では、日本でICOの法規制は進んでおらず、個人では、ましてや仮想通貨から投資の世界に入った者からとすると数多のICOが詐欺かどうか判断することは難しいと思います。
DAICOで重要だと思うのは、個人では開発チームに問題があると全く判断できない人も他のトークンホルダーが判断したことを材料に決議に参加し、プロジェクトをコントロールすることや貢献することができることだと思います。
DAICOを通じたICOに参加することで法規制の代替としてリスクも逓減できるのではないでしょうか。


「DAICO」トークンセール参加方法




DAICOはTHEABYSSと呼称されるプロジェクトの一つです。
THEABYSS内で使用されるABYSSトークンを購入してICOに参加します。

DAICOの参加方法
①ABYSSサイトに行き、REGISTER NOWボタンを押し登録画面へ。
②必要事項を入力し、CREATE AN ACCOUNTのボタンを押す。
③登録したメールアドレスに確認メールが、届いているのでリンクを押す。
④ログインできれば、登録完了です。
⑤日本の取引所等で購入したイーサリウムをMyEtherWallet等に送金。
⑥2月7日のトークンセール開始後はWalletからイーサリウムを送金して購入することになります。


①サイト画面


②必要事項画面




 イーサリウムの創始者が提唱していることもあり、登録者は既に30,000人程だそうで、人気が過熱している状況です。日本ではあまり情報がありませんが、2月7日のICO開始とともに殺到することが考えられます。
登録を打ち切る可能性もありますので登録だけでもした方がよさそうです。

私も投資しますので、実際の送金手続きや購入方法等は2月7日以降に更新したと思います。

↓登録はコチラから